貴重な体験ばかりだった登山

父の趣味が登山ということもあり、幼い頃から夏休みとゴールデンウィークには家族で登山をしていました。
普段、週末には近場の山に登りに行き、夏休みなどにはアルプスに挑戦するというものでした。

一番思い出に残っているのは、私が小学校6年生の時に上った立山です。
アルプスの場合登る時間が長いので、朝の4時に出発しました。

登り始めは天気がよかったにも関わらず、山の天気は変わりやすいので次第に天気が悪くなってきました。

頂上近く、稜線まで出たところでピークに天気が悪くなり、雷を伴う雨になりました。
山頂付近は3000m近くになりますので、自分の真横で雷がなっている感覚なのです。

その時の体験は、今でも家族全員が鮮明に覚えているくらい怖かったです。
しかし、怖いことばかりではなく、下る頃には天気も回復してきました。

その時にブロッケン現象を見ることができました。
ブロッケン現象とは、丸い虹の中に自分の影が見えるという貴重なものです。

様々な条件を満たさないと見られない、大変貴重な経験でした。

昔は、長い時間をかけて登る山が嫌いでした。
行くのが億劫だったことも多いです。

しかし、あれから20年以上が経った今では様々な貴重な体験をさせてくれた父に感謝しています。