山開きの神事と山の伊吹

山には神が宿ると言われています。

その神に対し、安全を祈願する山開きの神事に先日初めて参加しました。

群馬県武尊山のみなかみ側からの登山口の一つ、武尊神社では毎年6月、この神事を行い山伏が法螺を吹きながら頂上を目指しています。

メンバーの都合により神事の途中で登り始めてしまったが、ペースがゆっくりだったため遠くから法螺の音が聞こえて来ます。

山に響くこの法螺貝の音はなんとも神々しく、山の神に対し踏み入ることを伝えているようでもありました。
梅雨の中休みの天気ではありましたが、標高を上げるにしたがって雲行きが怪しくなり、頂上付近は厚い雲で覆われてました。

風も強く、小雨も交じるあいにくの天候の中、標高2158mの武尊山山頂へ。
神社の山伏とは違う修行僧達が山頂にひれ伏し、ご祈祷を上げていました。
その姿は山に対して畏敬の念が感じられ、改めて神の存在を感じました。

山開きはその名の通り、登山シーズンを告げるイベントである。
形式的なものと思っていましたが、山の緑や倒木、沢の水量など冬の厳しさを垣間見ると、この時期である必要性が分かってきた。

もちろん山歩きは自己責任です。

山開き前にも登ることも出来ますが、安全に楽しむには、やはりこのような神事がひとつの目安となっているのであろうと思いました。